音楽は提案型の時代?NAVERまとめに見るリスナーの変化

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先日、NAVERまとめを眺めていましたら、気になるまとめを見つけました。
そのまとめのタイトルは、【オトナ向け】デートで聞くべきオシャレ曲10選【モテ曲】。

NAVERまとめで見つけた音楽まとめ

 

このまとめの解説によると、「聞いてるだけでモテる曲」が選ばれているようです。

選び方も面白く、1日のデートの時間ごとに選曲されています。例えば「17:00」には「→Pia-no-jaC←」を聞く、という感じです。

 

このまとめを見て私がびっくりしたのは、このまとめのPV数です。

なんと「48,128 」のPV数を記録していました。

 

この結果を見て、音楽が売れない時代とは言え、「音楽を聴く」という行為は廃れていないのかな、と感じたのですが、このNAVERまとめのPV数を見ていると、音楽を「ただ聴く」のではなく、なんらかの「生活に組み込んだ聴き方」を欲しているユーザーが多いのでは?と感じたのです。

例えば、CDがバンバン売れていた90年代、音楽はトレンディドラマと一心同体でした。

 

ドラマが流行るから、そのドラマの主題歌が売れる。

また、ドラマを見ていれば皆の話についてゆけるし、今流行っている曲も分かる、という感じです。

 

今は流行っているドラマもほとんどありませんし、それによって「ドラマを見なくても、特に話のネタに困らない」という世情になっています。

ただ、多くのユーザーは、音楽を生活に組み込んで聴きたいと思っているのではないかと思うのです。

 

音楽は映画と同じように、人のタイムコストを奪う芸術です。

5分の曲を味わうには、5分聴くしかありません。

映画でしたら、ある程度飛ばすことができるかもしれませんが、音楽で飛ばし聴きする人などいないでしょう。

 

そう考えると、音楽ほど人のタイムコストを奪うものはないのです。

 

だからこそ、皆、生活の中の一部として音楽を聴きたがるのではないかと思います。上記のNAVERまとめは「デートで使える」という部分が、多くのユーザーの心に響いたのでしょう。

 

一時期、色々なレーベルがシチュエーション別のオムニバスCDを出しました。「ドライブで聴く曲集」や「リラックスしたい時に聴く曲集」など。

そのシチュエーション別CDはまだ売れると思いますが、今はもっと先を見越した、セグメント(分割)された環境で聴く音楽集が売れるような気がします。

 

例えば、「会社で社長に怒られて一人トボトボ歩く帰り道で聴く音楽集」などは売れるのではないでしょうか。

私だったら、どんな曲が収録されているかとても気になります。

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